明治ホールディングスの将来性や配当金は?株価の下落理由や株主優待など解説
明治ホールディングスはチョコレートなどで有名な企業です。
そこで今回はそんな明治ホールディングスの詳細な事業内容や動向について解説していきます。
- 明治ホールディングスは食品・医薬品を扱う企業
- 明治ホールディングスの株価は原材料高騰・インフレで低調
- 乳幼児ミルク・ヨーグルト市場で高いシェア
- 明治ホールディングスの国内基盤は盤石
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明治ホールディングスはなんの会社?
明治ホールディングスは食品事業や医薬品事業を展開している企業です。
主に扱っている製品・サービスは以下の通りです。
- ヨーグルト・チーズ
- ニュートリション
- チョコレート・グミ
- 牛乳
- 業務用食品
- アイス・冷凍食品・レトルト食品
- 抗菌薬・ワクチン
- うつ病・統合失調症治療薬
- 血漿分画製剤・動物薬
- ジェネリック医薬品
明治ホールディングスはチョコレートなどで有名だけど食品事業に広く携わっていて医薬品事業に至っては意外と知らない人も多いかもね。
明治ホールディングスの傘下・展開ブランド
明治ホールディングスの主な傘下・展開ブランドは以下の通りです。
- 株式会社明治
- 道南食品株式会社
- Meiji Seikaファルマ株式会社
- KMバイオロジクス
一方で明治ホールディングスの主なブランド製品は以下の通りです。
- 明治ブルガリアヨーグルト
- 明治プロビオヨーグルトR1
- ザバス
- 明治ほほえみ
- 明治ミルクチョコレート
- チョコレート効果
- 果汁グミ
- 銀座カリー
出典:明治ホールディングス 第15期報告書
一度は食べたことがある食品ばかりだね。
明治ホールディングスの事業セグメント
明治ホールディングスの事業は主に2つの事業に分かれています。
ちなみに上記の図は2024年3月期で単位は(百万円)となっています。
- 食品事業
(ヨーグルト・チョコレート、レトルト食品など) - 医薬品事業
(抗菌薬・ワクチンなど)
8割以上が食品事業で多くの割合を占めていることがわかります。
明治ホールディングスの株価
明治ホールディングスの株価の基本情報は以下の通りです。
- 上場取引所:東京証券取引所
- 証券コード:2269
- 直近株価推移:1株あたり3700円前後(2024年7月)
明治ホールディングスの株価が下落した理由
明治ホールディングスの株価は直近ではなだらかな下落傾向にあります。
明治ホールディングスの株価が下落基調にある理由としてはインフレによる消費の抑制と原材料価格の高騰が挙げられます。
例えば、インフレ下では物の価格が高騰するため、消費者は食品などの消費行動を抑える傾向が発生、結果としてヨーグルトやチーズなどの主力製品の消費が減少しています。
また、チョコレートの原料となるカカオの価格も直近では急騰しており、菓子類の原材料のコストが嵩んでいます。
こういった点から明治ホールディングスの株価は直近ではなだらかな下落傾向にあると言えるでしょう。
明治ホールディングスの株主優待
明治ホールディングスは自社製品の株主優待を行なっています。
以下、明治ホールディングスの株主優待の内容となっています。
- 100株以上:1500円相当の自社商品詰め合わせ
- 200株以上:2500円相当の自社商品詰め合わせ
- 1000株以上:5500円相当の自社商品詰め合わせ
明治ホールディングスの競合企業
明治ホールディングスの競合企業は以下の通りです。
- 森永乳業:乳製品や菓子類を展開
- 江崎グリコ:チョコレート・栄養食品などを展開
- ヤクルト本社:乳酸菌飲料・ヨーグルトなどを展開
- 雪印メグミルク:乳製品に強み
明治ホールディングスの競合に対する強みと弱み
明治ホールディングスの競合に対する強みと弱みとしては以下のようなものがあると言えるでしょう。
明治ホールディングスは中国市場で減損損失62億円を計上していて競争激化と市場の不安さがあるね。
明治ホールディングスが参入している市場の規模と将来性
明治ホールディングスが参入している市場は収益の8割近くを占める食品市場になります。
以下は明治ホールディングスが参入する国内の食品の市場規模と市場シェアを示したものです。
特に乳幼児ミルクやプロテインでは大きなシェアを握っており、優位性を誇りますが、国内の人口減少、特に少子化により将来的に市場が縮小する可能性がある点が気になる点だと言えるでしょう。
出典:明治ホールディングス DATA BOOK 2023年度
明治ホールディングスの業績と財務体質
以下明治ホールディングスの業績と財務体質を示しています。
売上収益
営業利益/営業利益率
EBITDA
PBR
配当金/配当性向
明治ホールディングスの将来性
明治ホールディングスの将来性としては食品分野での国内市場でのブランド力の高さという点で期待できるでしょう。
理由としては明治ホールディングスは国内の食品市場で優位なシェアを占めているからです。
例えば、プロテイン市場ではザバスなどの有名なブランドで36.8%のシェアと約4分の1を誇り、ヨーグルトの分野でも健康志向を味方にR1など強力なブランドで35.8%のシェアを獲得しています。
また、チョコレートの分野でもきのこの山やチョコレート効果など一度は食べたことのあるようなブランドで国内市場を席巻しています。
確かに国内の人口減少や競合と比べて海外への出遅れ感はありますが、国内においては強力なブランド力と市場シェアで一定の安定さはあります。
よって明治ホールディングスの将来性としては食品分野での国内市場でのブランド力の高さが挙げられるでしょう。
明治ホールディングスの将来的リスク
では明治ホールディングスの将来的なリスクとしてはどのようなものがあるのでしょうか。
以下は明治ホールディングスの将来的なリスクを示したものです。
- カカオ価格の急騰
- 医薬品分野での訴訟リスク
- 国内での人口減少
特に国内市場の依存が大きい明治ホールディングスにとって日本の人口減少は非常に大きなリスクだね。
明治ホールディングスのまとめ
- 明治ホールディングスは食品・医薬品企業
- 明治ホールディングスの株価は低調
- 国内市場でのブランド力・開発力に強み
- 海外市場はやや出遅れ感
明治ホールディングスを取り扱っている証券会社
最後に明治ホールディングスの株はどこで購入できるのか。
以下、主な証券会社の明治ホールディングスの取り扱い実績を示したものになります。
ちなみに証券会社では楽天証券・SBIが王道ですが、個人的にはauカブコム証券
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