さくらインターネットの将来性や配当金は?さくらインターネットの株価が暴落した理由など解説
さくらインターネットはAI需要から株価が高騰し、注目を集めている銘柄です。
そこで今回はさくらインターネットの事業の詳細や将来性などについて解説していきます。
- さくらインターネットはクラウドサービスを提供する企業
- 180億円分の株式発行で希薄化が下落要因の1つ
- 競合にはAWSのAmazonなど強力なライバルが存在
- AI需要が本当に投資額に見合うのかが焦点
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さくらインターネットはなんの会社?
さくらインターネットはクラウドサービスを提供している会社です。
主に扱っている製品・サービスは以下の通りです。
- レンタルサーバ
- VPS
- 専用サーバ
- クラウド
- データセンター
- ドメイン取得サービス
- SSL証明書サービス
インターネットインフラサービスを主に提供しているね。
さくらインターネットの傘下・展開ブランド
さくらインターネットの主な傘下・展開ブランドは以下の通りです。
- アイティーエム株式会社
- 櫻花移動電信有限公司
- ゲヒルン株式会社
- ビットスター株式会社
- プラナスソリューションズ株式会社
- IzumoBASE株式会社
- BBSakura Networks株式会社
- 株式会社Tellus
さくらインターネットの事業セグメント
さくらインターネットの事業はインターネットインフラ事業単一のセグメントで展開されていますがこの中で主に5つの事業が展開されています。
ちなみに上記の図は2025年Q1を元に単位は(百万円)で示したものです。
さくらインターネットの株価
さくらインターネットの株価情報は以下の通りです。
- 上場取引所:東京証券取引所プライム市場
- 証券コード:3778
- 直近の株価推移:1株あたり3000円前後(2024年8月時点)
さくらインターネットの株価が暴落した理由
さくらインターネットの株価は大きく急騰、その後暴落となっています。
このさくらインターネットの株価が急騰し、その後暴落した理由としてはAIによる需要の不透明さが挙げられます。
実際にさくらインターネットはAI開発が世界的に進む中、日本の事業者へのAI開発支援の助成対象として選ばれ、大きく話題を呼び株価が急騰しました。
一方で現状具体的にAIを使って収益を挙げられている企業は少なく、どちらかというと現在はAIへの投資段階で費用をかけている状態です。
実際にさくらインターネットはAI向けのGPUクラウド基盤への投資を行い、資金調達に180億円分の新たな株式発行を行なっています。
そのため、現時点でややAIに対する期待の陰りが見える中で膨大な投資費用に加えて、株式発行による希薄化によるダブルパンチとなっています。
よってAIによる期待の陰りによるAI投資の懸念と株式の希薄化がさくらインターネットの株価が直近にて暴落した要因の1つだと言えるでしょう。
さくらインターネットの株主優待
さくらインターネットでは株主優待が提供されています。
以下はさくらインターネットの株主優待の内容となっています。
- クオカード500円分:100株以上
さくらインターネットの競合企業
さくらインターネットの競合企業は以下の通りです。
- エックスサーバー:レンタルサーバー事業などを展開
- GMOグローバルサインHD:クラウド・ホスティングサービスを展開
- Amazon:AWSなどのクラウドサービスを提供
- NTTコミュニケーションズ:データセンター事業を展開
さくらインターネットの競合に対する強みと弱み
さくらインターネットの競合に対する強みと弱みとしては以下のようなものが挙げられます。
Amazonなどの強力な競合企業とのも競争しないといけないのがきついね。
さくらインターネットが参入している市場の規模と将来性
さくらインターネットが参入している市場は主にクラウドサービスやAI分野の市場となっています。
特に現在さくらインターネットが投資に力を入れている国内のAI市場は大きく拡大することが期待されています。
以下はさくらインターネットが参入している市場規模の推移を示したものです。
出典:さくらインターネット株式会社 第25期中間報告書
さくらインターネットの業績と財務体質
以下さくらインターネットの業績と財務体質を示しています。
売上収益
事業利益
EBITDA
PBR
配当金/配当性向
さくらインターネットの将来性
さくらインターネットの将来性としてはいかにAI需要がAI投資の費用に見合っているかにかかっていると言えるでしょう。
理由としてはさくらインターネットは将来的なAI需要を見込んで巨額な先行投資を行なっているからです。
例えば、生成AIの需要に向けてGPUクラウドサーバーのためのGPUを調達し、石狩データセンターの継続的な拡大を行なっています。
これにより、約180億円にも上る新株発行による増資で賄っています。
確かにAI需要が予測通りに収益化されれば、先行投資としては問題ないかもしれませんが、仮にAI需要の収益化が予測ほどうまくいかなければ投資資金の回収がままならず、株式も増資により希釈しただけになってしまいます。
また、Amazonなどといった強力な競合も存在し、こういった世界的な競合企業との競争にさらされながら十分にAI市場での需要を吸収できるのかも課題となります。
よってさくらインターネットの将来性としてはいかにAI需要がAI投資の費用に見合っているかにかかっていると言えるでしょう。
さくらインターネットの将来的なリスク
ではさくらインターネットの将来的なリスクとしてはどういったものがあるのでしょうか。
以下はさくらインターネットの将来的なリスクを示したものです。
- AI市場において想定より需要が見込めない可能性
- 人口減少による国内市場の縮小
- サイト運営者減少によるレンタルサーバー需要の減少
さくらインターネットは主に国内をターゲットにしているから国内の人口減少は痛手だね。
さくらインターネットのまとめ
- さくらインターネットはクラウドサービスを提供している
- AIのために積極的なデータセンターへの投資を実施
- Amazonなど強力な競合が存在
- AI需要が現実化するかが大きな分かれ目
さくらインターネットを取り扱っている証券会社
最後にさくらインターネットの株はどこで購入できるのか。
以下、主な証券会社のさくらインターネットの取り扱い実績を示したものになります。
ちなみに証券会社では楽天証券・SBIが王道ですが、個人的にはauカブコム証券
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